デング熱とは 話題の感染症の症状 対策 治療法について詳しく解説 [その他]
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東京で3人感染したことで、
今ニュースでよく取り上げられているデング熱について、
なぜ今注目されているのか、またデング熱の症状や治療法、
予防法について詳しく解説します。
今注目されているデング熱ですが、世界では毎年5000万~1億人の感染が確認されていて、
日本人でも毎年100人以上感染していて、
とくに2010年には250人もの日本人感染者が記録されています。
また、症状としても、感染者の8割は全く無く、
残りの2割の人の大部分が2日から最長15日の潜伏期間の後、単純な発熱だけで終わり、
5%程の人が、38~40度の発熱,激しい頭痛,関節炎,筋肉痛,痛みやかゆみのない発疹などの重い症状がでるものだそうで、
その症状の軽さの一例として、2014年にフィジーで確認された1万人規模のデング熱患者のうち、死亡者は11人程度のものです。
とは言え、子供や糖尿病、喘息、各種持病持ちの場合、
命の関わる事があるので注意が必要な事は変わりませんが、
基本的に、毎年日本でもおこるインフルエンザよりも死亡率が低い、
感染症としては、今話題になっているエボラ出血熱ほどの珍しさも危険性もないのです。
そんなデング熱が今回取り上げられたのは、
国内での感染が確認されたからなのです。
というのも、先ほど挙げた日本人感染者というのは
国外で感染して日本に帰ってきた人の数であって、
国内での感染は、戦前では20万人以上の国内感染者が確認されたそうですが、
1945年以降70年以上確認されてないのです。
この理由で、今回注目を集めたデング熱に関して、
感染理由や、治療法、対処法についてまとめてみました。
↓↓↓↓後半につづく↓↓↓↓
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デング熱は、基本的に蚊が媒介となってデングウイルスを感染させる事で発症する
ウイルス性の感染症です。
ごくまれに人から人への感染もあるそうです。
このウイルスの種類は4種類(DENV-1、DENV-2、DENV-3、DENV-4)で、
一回発症するとその種類のウイルスに対して強い抵抗力を得られます。
複数回感染した場合、種類が違うウイルスに感染すると症状が重くなるそうです。
例として過去にDENV-1に感染した人がらDENV-2またはDENV-3のウイルスに感染した場合や、
過去にDENV-3に感染した人がからDENV-2のウイルスに感染した場合、
強い症状がでて、死亡率が15%程度の危険なものになるが、
集中治療(点滴,輸血)により1%以下に下がるそうです。
このウイルスが生存できる環境は気温が最低でも10度以上の地域で、
冬に10度以下の気温になるような日本では国内感染の可能性は無かったものなのです。
ことの一旦は地球温暖化が原因という事ですね。
今回、日本でウイルスを媒介した蚊は、ヒトスジシマカという蚊で、
特徴は、青森県より南の地域のみに生息し、日中活動する、
普通の蚊とくらべて、あまり人を吸血しないものだそうです。
今回デング熱に感染した3人は同じ大学に所属していたそうで、
感染場所は、代々木公園内の渋谷門付近との事で、
大学の催し物のダンスの練習で、代々木公園にいた際、
吸血されたのでしょう。
この事を受け、東京都が8月28日午後5時代々木公園内の水場の半径50mに殺虫剤をまいたそうです。
ところで、なぜ水場の50mだけにまいたのでしょうか。
調べてみると、蚊の寿命が1ヶ月でその間の移動範囲が50m程度だからだそうです。
デング熱に対しては現状予防接種はなく、
また、感染後も、一般にはまだ治療薬はないそうで、
研究機関ではいくつか効果のある物が開発されており、
2015年を目処に、一般医療機関でも使えるようにしているそうです。
なので、現状の予防法としては、
蚊に刺されないこと、
そして、蚊をふやさない事
それだけです。
多くの蚊と同じくヒトスジシマカも、人工の水たまりによく産卵するようで、
たとえば、ビニールシートのくぼみにできた水たまりや、
バケツの水などによく産卵するするようです。
このことから、デング熱をはじめとする蚊による感染症の発症が多いシンガポールでは、
野外に密閉せず水を溜めることを法律で禁じています。
このように、根本的に蚊を発生させない、 長袖を着る、虫除けスプレーを使うなど蚊にさされない事が現状唯一の対処法ですので、
ぜひこころがけてください。
また、もしもデング熱の疑いが有れば、直ちに最寄りの保健所へ行ってください。
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東京で3人感染したことで、
今ニュースでよく取り上げられているデング熱について、
なぜ今注目されているのか、またデング熱の症状や治療法、
予防法について詳しく解説します。
今注目されているデング熱ですが、世界では毎年5000万~1億人の感染が確認されていて、
日本人でも毎年100人以上感染していて、
とくに2010年には250人もの日本人感染者が記録されています。
また、症状としても、感染者の8割は全く無く、
残りの2割の人の大部分が2日から最長15日の潜伏期間の後、単純な発熱だけで終わり、
5%程の人が、38~40度の発熱,激しい頭痛,関節炎,筋肉痛,痛みやかゆみのない発疹などの重い症状がでるものだそうで、
その症状の軽さの一例として、2014年にフィジーで確認された1万人規模のデング熱患者のうち、死亡者は11人程度のものです。
とは言え、子供や糖尿病、喘息、各種持病持ちの場合、
命の関わる事があるので注意が必要な事は変わりませんが、
基本的に、毎年日本でもおこるインフルエンザよりも死亡率が低い、
感染症としては、今話題になっているエボラ出血熱ほどの珍しさも危険性もないのです。
そんなデング熱が今回取り上げられたのは、
国内での感染が確認されたからなのです。
というのも、先ほど挙げた日本人感染者というのは
国外で感染して日本に帰ってきた人の数であって、
国内での感染は、戦前では20万人以上の国内感染者が確認されたそうですが、
1945年以降70年以上確認されてないのです。
この理由で、今回注目を集めたデング熱に関して、
感染理由や、治療法、対処法についてまとめてみました。
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デング熱は、基本的に蚊が媒介となってデングウイルスを感染させる事で発症する
ウイルス性の感染症です。
ごくまれに人から人への感染もあるそうです。
このウイルスの種類は4種類(DENV-1、DENV-2、DENV-3、DENV-4)で、
一回発症するとその種類のウイルスに対して強い抵抗力を得られます。
複数回感染した場合、種類が違うウイルスに感染すると症状が重くなるそうです。
例として過去にDENV-1に感染した人がらDENV-2またはDENV-3のウイルスに感染した場合や、
過去にDENV-3に感染した人がからDENV-2のウイルスに感染した場合、
強い症状がでて、死亡率が15%程度の危険なものになるが、
集中治療(点滴,輸血)により1%以下に下がるそうです。
このウイルスが生存できる環境は気温が最低でも10度以上の地域で、
冬に10度以下の気温になるような日本では国内感染の可能性は無かったものなのです。
ことの一旦は地球温暖化が原因という事ですね。
今回、日本でウイルスを媒介した蚊は、ヒトスジシマカという蚊で、
特徴は、青森県より南の地域のみに生息し、日中活動する、
普通の蚊とくらべて、あまり人を吸血しないものだそうです。
今回デング熱に感染した3人は同じ大学に所属していたそうで、
感染場所は、代々木公園内の渋谷門付近との事で、
大学の催し物のダンスの練習で、代々木公園にいた際、
吸血されたのでしょう。
この事を受け、東京都が8月28日午後5時代々木公園内の水場の半径50mに殺虫剤をまいたそうです。
ところで、なぜ水場の50mだけにまいたのでしょうか。
調べてみると、蚊の寿命が1ヶ月でその間の移動範囲が50m程度だからだそうです。
デング熱に対しては現状予防接種はなく、
また、感染後も、一般にはまだ治療薬はないそうで、
研究機関ではいくつか効果のある物が開発されており、
2015年を目処に、一般医療機関でも使えるようにしているそうです。
なので、現状の予防法としては、
蚊に刺されないこと、
そして、蚊をふやさない事
それだけです。
多くの蚊と同じくヒトスジシマカも、人工の水たまりによく産卵するようで、
たとえば、ビニールシートのくぼみにできた水たまりや、
バケツの水などによく産卵するするようです。
このことから、デング熱をはじめとする蚊による感染症の発症が多いシンガポールでは、
野外に密閉せず水を溜めることを法律で禁じています。
このように、根本的に蚊を発生させない、 長袖を着る、虫除けスプレーを使うなど蚊にさされない事が現状唯一の対処法ですので、
ぜひこころがけてください。
また、もしもデング熱の疑いが有れば、直ちに最寄りの保健所へ行ってください。
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2014-08-30 19:46
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